1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学文学部在学中の1978年、『怪物が街にやってくる』で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を、2008年には『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞と第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。2017年には『隠蔽捜査』シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞。本年2023年、第27回日本ミステリー文学大賞を受賞した。2019年発刊の『スクエア 横浜みなとみらい署暴対係』で長編200作に達したほか、「隠蔽捜査」「東京湾臨海署安積班」「警視庁強行犯係・樋口顕」など人気シリーズ多数。2024年3月に「わが国のミステリー文学の発展に著しく寄与した作家および評論家」に贈られる日本文学ミステリー大賞(第27回)を受賞。