「H1法話グランプリ」は、宗派を超えた若手僧侶たちがとっておきの法話を披露し合い、来場者の投票でナンバーワンを決めるイベント。法話はどれも等しく尊いため、内容の優劣や話術を競うのではなく、一人一人が「もう一度会いたいお坊さん」を基準に審査するのが大きな特徴。
2017年、栃木県で、真言宗豊山派の若手僧侶たちが研修成果の発表の場として考案した。しかしこれが大きな反響を呼び、触発された全国の宗派を超えた僧侶たちが集って18年末に実行委員会を結成。全国規模、かつ宗派にとらわれない大会の開催を目指し始めた。
19年6月、神戸・須磨寺を舞台に、超宗派の7組8人が登壇した実験的な大会「H1法話グランプリ ~エピソードZERO~」を開催。数々のメディアで取り上げられる。
21年10月には初めて登壇者を全国から公募した「H1法話グランプリ2021」を奈良市のなら100年会館で開催。8組9人が出場し、新型コロナの影響で会場の半数しか席を使えなかったが、その750席が埋まるほどの好評を博した。
23年12月には「H1法話グランプリ2023」を開催し、約1450人の来場者が会場を埋めた。仏教に特化した独自の音声認識AIを使った字幕表示など新たな挑戦も始め、さまざまな法話に触れられるイベントとして根付きつつある。
当日は、実行委員やこれまでの大会の登壇者の僧侶の中から選ばれたメンバーが、あなたの心に響く仏の教えを届ける。
大会公式ホームページ:
https://www.houwagrandprix.com/