1968年台湾生まれ。5歳まで台北で過ごし、その後広島へ移住。9歳の時に福岡に移る。福岡私立西南学院大学経済学研究科修士課程修了。中国吉林大学博士課程単位取得後退学。日本へ帰国後、警察や入国管理局の通訳、大学非常勤講師を勤めるかたわら執筆稼働をはじめる。2002年に第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞し、翌年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。2009年『路傍』で第11回大藪春彦賞、2015年『流』で第153回直木三十五賞、2016年『罪の終わり』で第11回中央公論文芸賞、2017年から18年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』で第69回読売文学賞、第34回織田作之助賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞。2017年福岡市文化賞、2018年福岡県文化賞受賞。現在RKBラジオにて「東山彰良イッツ・オンリー・ロックンロール」のパーソナリティも務める。『イッツ・オンリー・ロックンロール』『ブラックライダー』『小さな場所』『どの口が愛を語るんだ』など著書多数。最新作は『怪物』。